Guest:AK-69【後半】

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自らの生き様を込めた音楽

O:また、ちょっと伺いたかったのが、アルバムを制作するにあたっての流れみたいなものを感じたんですね。1曲目「Prologue(プロローグ)」から始まって、最後は「Warriors(ウォリアーズ)」=戦士。これからも戦っていくみたいな曲で締めくくっているところなんてストーリー性があって、本当にもう映画を観てるような感じでした。しかも言葉、リリックがアルバムのひとつ一つの楽曲に詰まってるなという風に感じたんですけども、アルバムを作るにあたっての流れとか、色々曲を作って次こんな曲やってみようとか、制作前にそういったイメージはかなり練られたんですか?

AK:実はいつもなんですけど、一度アルバムの制作に入ったら、作りたいモノを作ってるだけなんですよね。ただ、いつもの制作の儀式としてアルバムの1曲目を絶対一番最後に録るんですよ。出来てきた曲を並べて、最後にそのアルバムに合う1曲目を制作するっていうことぐらいです。

O&S:なるほど。

AK:自分の音楽っていうのは、音楽であって音楽だけじゃないと思ってるんですよ。それはヒップホップに言えることだと思うんですけどね。もちろん音楽で卓越したものをみせてそれで評価されている人はいるし、そういう人を尊敬してますけど、自分のスタイルは自分のドラマを切り売りしていると思ってて、「音楽+生き様」で俺の音楽、俺のヒップホップになると思ってるんで。だからアルバムの制作に入る前に起こった自分のドラマだったりだとかを場面場面で切り取って行くんです。それがクラブにいる時の振る舞いだったり、それを見て妬んでいるヘイターのことだったり、あとは女性に対する気持ちだったりもそうだし、もちろん戦うっていう自分へのアンセムだったりとか。そういうものを全て制作前に起こったドラマから切り取っていくんで、だからどう作ろうとかそういう感覚は全くないんですけど、自分のストーリーが映画のようになってるっていう風に捉えてもらえるのが、一番自分的には理想です。だから映画を観ているようだって言っていただいて、「わあ、感じてくれて嬉しいなー!」って思いましたね。

O:やっぱり、そこにすごいこだわりを感じられましたね。

AK:今の自分でしか言えない言葉っていうのを意識してますね。

O:リリックの内容も見させていただいたんですけど、「Casanova(カサノヴァ)」ってワードが出てきましたね。これって5年以上ぶりですか?

AK:そうですね

O:僕以外にもAKさんの大ファンの仲間がいるんですけど、そこも気になってました。ぜひ伝えて欲しいって言われてて。

AK:「Casanova(※)」を知ってるなんてすごいですね。ありがとうございます!
※Casanova feat.Kalassy Nikoff / AKIRA-アルバム『THE STORY OF REDSTA 』(2007年2月28日発売、MS Entertainment / Music Securities, Inc.)に収録。

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